整形外科
運動器の不調に
幅広く対応、
専門医が診る整形外科

私たちの体を動かす「運動器」は、骨・関節・筋肉・神経など、
複雑な組織で成り立っています。
これらに痛みやケガ、違和感があると、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。
整形外科では、打撲・捻挫・骨折などの外傷から、加齢による関節痛、脊椎や神経の障害、関節リウマチや骨粗しょう症まで、幅広い症状に対応しています。
違和感をそのままにせず、早めの相談が早期回復の第一歩です。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
診療スケジュール
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~ 12:00 |
/ | ■ | / | ● | ■ | ● | / |
| 14:00~ 17:00 |
/ | / | / | ● | / | / | / |
■火・金は9:00~14:00
予約について
スムーズなご案内のため、
事前の予約をお勧めいたします。
予約せずに直接ご来院される場合は、
急な往診や手術により診療時間内であっても
診療を終了することがありますので、事前にお問い合わせください。
肩の痛みについて

肩の痛みはお仕事などで長時間同じ姿勢でいることや、姿勢の悪さなどから起こることがありますし、近年はスマートフォンの長時間使用も原因になりがちです。「いつものこと」と放置される例も多いですが、悪化すると生活の質が大きく低下することもありますので、ぜひ早めに当院にご相談ください。
当院では肩の痛みに対して、筋膜リリースなどで治療する場合もあります。筋膜リリースは、筋肉の柔軟性を高め、痛みを軽減する効果が期待できる治療法の一つです。特に、肩こり、首の痛み、腰痛、五十肩などの症状に有効とされています。
このような症状は
ありませんか?
- 肩が上がらない
- 動かすと肩が痛い
- 肩が回りづらい・動きづらい
- 肩が重たく違和感がある
凍結肩(肩関節周囲炎)
一般には四十肩や五十肩といった名称で呼ばれる疾患です。一般名が示す通り40代以降に多く見られます。症状として、肩の可動域が狭くなることや、動作時の痛み、動作のしにくさなどが知られています。
原因
原因は完全に解明されていませんが、肩関節の腱板という部位に起きる炎症に起因すると考えられています。また、年齢が上がるとともに筋肉量や関節の柔軟性が低下することが関係する例もあります。
治療法
- 運動療法
- 凍結肩の運動療法としては、振り子運動やストレッチによって関節の柔軟性や必要な筋肉量をアップし、血行を良くして状態を改善します。
- 温熱療法
- マイクロ波などの医療機器やホットパックなどを使うことで血流を良くします。その結果、関節や筋肉を適切な状態にして痛みを軽減する治療です。
- 寒冷療法
- 冷却によって炎症を抑える治療で、凍結肩による痛みが続いている場合の選択肢です。ただし、医療機関の管理が重要なのでぜひご来院ください。
- 薬物療法
- 薬物療法は超音波下に関節内に注射(炎症を抑えるステロイドや、関節の動きを滑らかにするヒアルロン酸など)を行い痛みを軽減させます。
変形性肩関節症
肩の関節は膝や股関節より大きな負荷を受けにくいので、変形性肩関節症はさほど多い疾患ではありません。発症初期は肩の動かしにくさや痛みが生じ、次第に異音や腫れが出てきます。進行は遅いですが、悪化すると痛みが強くなる例もあるので、思い当たる場合は放置せず、早めにご相談ください。
原因
主たる原因は脱臼や骨折、加齢による軟骨や骨の状態悪化、薬剤の影響や血流悪化による上腕骨頭壊死、腱板断裂に関連する関節の変形などがあげられます。
治療法
この疾患の治療は保存療法(手術を除く治療)を基本とします。その中でも、痛みを軽減するための薬物治療や、リハビリテーションによる関節の動きの改善が代表的です。しかし、上記のような方法で改善が見られない場合や、肩関節の動作が著しく制限されている場合、激しい痛みを伴う場合などには、手術を提案することもあります。手術にも複数の方法があり、鏡視下滑膜切除術(変性した滑膜や腱板の組織を除去する治療)や人工肩関節置換術(金属や樹脂製の関節による代用)などが主たる検討候補です。
腱板断裂
腱板は肩関節を適切に動作させるために欠かせない部位であり、上腕骨や肩甲骨周辺の筋肉の腱によって構成されています。その腱板が過負荷や加齢の影響でダメージを受けて起きるのが腱板断裂です。
原因
重量物による急激な負荷や転倒、加齢による状態の悪化などが主たる原因です。テニスや野球など、腕を大きく振るスポーツをする方に多く見られますし、50歳以上の方はリスクが上がります。
治療法
腱板断裂の治療では、炎症や痛みを緩和するために薬剤の投与やリハビリテーションを行います。しかし、日常生活に困難をきたすほど状態が悪い場合は、手術療法によって腱板の修復を検討するケースもあります。手術にあたっては、まず患者様としっかり話し合い、状況を踏まえたうえで実施します。
腰の痛みについて

腰痛は国民病と言われるほど多くの方が悩んでいます。その原因は一様ではなく、骨や筋肉、椎間板などに起因するもののほか、内臓疾患やストレスなども要因となり得ます。原因不明なままでは適切な処置はできませんから、まずは当院にお越しください。
このような症状は
ありませんか?
- 腰に痛みや違和感がある
- 動かなくても腰が痛い
- ぎっくり腰になったことがある
- 腰に負荷をかけるときや捻るとき痛む
椎間板ヘルニア
椎間板は背骨の間にあるクッションとして機能する器官です。椎間板ヘルニアは椎間板に圧力がかかって内部の髄核と呼ばれる物質が飛び出し、神経を圧迫し、その結果痛みやしびれを生じます。腰椎椎間板ヘルニアは、腰や臀部、脚部などに症状が現れ、生活に支障が出るほどの痛みやしびれを伴う例もあります。
原因
椎間板ヘルニアの原因は、動作の仕方や姿勢の悪さのほか、骨の形状や加齢などが関連して起こる例が多いです。例えば仕事などで重量物の運搬やデスクワーク、中腰の姿勢などを繰り返すことで椎間板に生じる負荷や、先天的な骨の異常や椎間板の弱さなどが絡み合って発症することもあります。
治療法
椎間板ヘルニアの患者様には、炎症や痛みを緩和するための投薬や、神経の状態を改善するための牽引療法のほか、運動療法による筋肉の適正化なども提案します。しかし、上記の治療で改善が見られない場合や、排便、排尿に支障がある場合、神経麻痺がある場合は手術も検討します。
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症になると、脊柱管(背骨内の神経がある空間)が狭くなったことで神経に圧力がかかり、脚部や臀部にしびれや痛みを生じます。歩くと症状が出ますが休むと治まるのが大きな特徴です。悪化すると脚部の麻痺や、排便、排尿障害を伴う例もあるので注意が必要です。
原因
年齢が上がるに伴って起こる骨や靭帯の変形が要因になりがちですが、長時間腰に負荷をかけることもリスクを上げます。そのため、デスクワークや中腰が多い人、重量物の運搬などに従事する人はご注意ください。また、先天的要因のほか、肥満、喫煙、ケガ、糖尿病などもマイナス要因になり得ます。
治療法
腰部脊柱管狭窄症に対しては、軽度な場合、薬物療法、神経ブロック注射、運動療法を中心に実施します。しかし、先の治療で改善が見られない場合や、日常生活に支障をきたすような症状がある場合は手術を検討します。手術では神経が圧迫されないよう、脊柱管を広げる処置を行います。
ぎっくり腰
ぎっくり腰は激しい痛みが急に訪れる腰の痛みで、医療用語では「急性腰痛」と呼びます。「重いものを持ったときに起こる」、「高齢の方の疾患」といったイメージが強いですが、ちょっとした動作で起こることもありますし、若い人にも起こり得るので、ぜひご注意ください。
原因
ぎっくり腰は不自然な動作や重量物を持ったこと、スポーツ中の動作などをきっかけに起こる例が多いですが、要因としては椎間板や腰の関節のほか、周辺の靭帯や筋肉の損傷があげられます。ただし、疾患に起因する場合もあるので、ぜひ当院にて検査・診断を受けてください。
治療法
軽度のぎっくり腰であれば、湿布や痛み止めなどの薬物療法や腰を固定するサポーターやコルセットなどで痛みを軽減し、可能な範囲で日常生活を続けるようおすすめします。一方、中程度以上であれば、ブロック注射の使用やリハビリテーションの実施なども検討します。
膝の痛みについて

ひとくちに「膝の痛み」といっても、特定の動作で痛む例や、何もしなくても痛む例がありますし、腫れを伴うケースもあるなど、症状は様々です。また、運動の影響や体重増加、加齢など多くの要因で起こります。悪化すると日常生活に支障が出ることもあるので、ぜひ早めに当院にご相談ください。
このような症状は
ありませんか?
- 膝に痛みや違和感がある
- 膝の内側が痛い
- 階段の上り下りがつらい
- 膝がグラつく
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝の痛みや腫れのほか水が溜まるなどの症状を伴う疾患です。発症初期には動作開始時(歩行開始時や立ち上がる時など)に痛みが起き、動作をやめると治まります。しかし悪化すると常時痛むようになり、生活の質が大きく低下します。状態としては骨や関節の変形、関節の軟骨摩耗などが起こっています。
原因
変形性膝関節症は、主として年齢が上がって関節の軟骨が変性して起こります。軟骨は加齢とともに弾力性が減って摩耗しやすくなります。そこに先天的要因や体重の増加などがあるとリスクが増します。さらに運動による過負荷やケガ、感染症などが関連することもあります。
治療法
発症初期には、ヒアルロン酸注射や鎮痛剤などの薬物療法のほか、必要に応じて温熱療法や運動療法を適用します。これらの保存療法で状態の改善が見られない場合、手術療法を検討することもあります。手術の選択肢としては、骨の変形を矯正する骨切り術、関節内の状態確認や治療を行うために患部に内視鏡を入れる関節鏡手術、損傷した関節を置き換える人工関節置換術などがあります。
痛風
痛風は関節炎の一種であり、血中の尿酸値が上がって尿酸塩結晶が生じて発症します。足の親指や根元に激しい痛みが見られますが、膝や肘、足首に起こる例もあります。年齢性別的には30~50代の男性に多い疾患です。発症初期には時間が経つと痛みが減りますが、放置すると発作の頻度が上がります。
原因
尿酸値の上昇は、肉や魚介、アルコールなどプリン体が多い食品を過剰に取ると起こる現象ですが、肥満も影響することが知られています。また、ストレスや過度な運動、利尿剤などの特定薬剤の利用なども関係することがありますし、先天的体質で痛風になりやすい人もいます。
治療法
発作が起きた時はまず痛みと炎症の軽減を目的として、消炎鎮痛剤の処方を行います。ただし痛みが激しい場合ステロイド薬を関節に注射することもあります。その後は発作を頻発しないために尿酸値を抑える薬剤を処方し、食事や運動など生活習慣へのアドバイスも行います。
外傷について

外傷とは、きり傷や捻挫、骨折や脱臼などの総称です。整形外科では、まず検査・診断を行い、状況に応じて処置や投薬、リハビリテーションや手術などを提供しています。また重度な場合は専門性が高い医療機関を紹介することもあります。
骨折
骨折には、骨が折れた状態だけでなくひびが入った状態も含みます。症状としては痛みや腫れ、変形などが代表的です。事故や転倒、スポーツ中の過負荷や衝撃などで生じる例が多いですが、骨粗しょう症などで骨がもろくなると小さな力でも折れることがあります。
治療について
骨折した場合、まず骨を適切な位置に戻し、固定して回復を待ちます。しっかり固定ができており、回復を阻害するような負荷を避ければ多くは後遺症もなく回復可能です。ただし、適切な治療を受けずに時間が経過すると骨が十分に結合できなかったり後遺症が残ったりするので、ぜひ早めに当院にご相談ください。
脱臼
脱臼とは、骨が関節から外れて適切な状態でなくなることを指します。何らかの外力が加わったときやスポーツ中の接触などで起こる例が多く、顎、肩、肘、指などの関節に多く見られます。症状として激しい痛みや動作の制限、関節の変形を伴います。
治療について
多くの場合、最初の脱臼であれば装具や理学療法で対応します。しかし同じ部位の脱臼を繰り返す人も多く、若いスポーツ選手の再脱臼率は9割にも達するとされているので注意が必要です。再脱臼を繰り返すようになると、思うように試合参加や練習ができなくなりますし、常に不安がつきまとうことからパフォーマンスも低下します。そのため当院では、手術による対応を積極的に提案しています。
靱帯損傷
靭帯とは、複数の骨の接続や関節の安定を担う組織です。靭帯損傷は不意な動作や運動中の負荷、転倒などで起きる例が多く、関節を伸ばしすぎることや捻ることなどで起こりがちです。靭帯を損傷すると、痛みや腫れを伴うほか、動かしにくさや関節の不安定感も見られます。
治療について
靭帯損傷の治療は、保存療法と手術療法に分類されますが、適用のためにはまず状態を把握することが重要です。例えばスポーツ選手に該当しない場合や高齢の方であれば、負荷を伴う手術療法を提案せず、薬物治療などの保存療法をおすすめします。一方、パフォーマンスに配慮すべきスポーツ選手が前十字靭帯を損傷した場合などは、自然治癒しないことと、早期復帰を考えて手術を提案することが多いです。
交通事故での治療について
交通事故に遭ったら、
まずは整形外科へ
交通事故直後は緊張や興奮があることから痛みを感じにくいことが知られており、時間が経ってから関節の痛みや頭痛、吐き気などが出る例は珍しくありません。また時間が経過すると慢性化したり後遺症が残ったりするリスクも上がります。そのため交通事故に遭ったら、特に症状がなくても早期に整形外科をご利用ください。多くのケガや疾患は早期に対処するほど治しやすく、それは事故による場合も同様です。
治療について
交通事故で起こる身体の不調は、ケースによって大きく異なります。例えば首に衝撃を受けた場合でも、腰や背中に痛みが出ることがありますし、頭痛やめまい、吐き気など伴う症状も異なります。事故直後は症状を感じなくても、時間や日数が経過してから症状が出る場合も多いです。ご本人が首に衝撃を受けたと感じていても、首だけでなく脊柱起立筋にもダメージが及んでおり、関連する頸椎、胸椎、腰椎などに悪影響が出ることもあります。当院では状態にあった治療を提供しています。