044-986-1001

[ 無料駐車場完備 ]
神奈川県川崎市麻生区上麻生7-22-11

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血液透析

血液浄化センターの特色

当クリニックは『患者様とご家族に寄り添った医療を提供する』を基本理念とした地域に密着した透析施設です。

01

24時間365日対応の診療体制

万一御体調に変化があった際には、いつでも来院いただき受診することが可能です。
また、透析患者様専用の直通電話番号をご用意しておりますので日曜・祭日・夜間の緊急時に医師による対応が受けられます。

02

入院設備を完備しています

当院は病床数19床を保有しております。
患者様の容体に応じてご入院での透析医療を継続することが可能です。
また、万一寝たきりの状態になったとしても、入院ベッドのまま透析治療を受けていただける「病棟(入院)透析」も行っております。
また、理学療法士、言語聴覚士が在籍しており、在宅復帰に向けたリハビリテーションも可能です。

03

生活サポートの充実

ケアマネージャーとの連携による在宅療養の支援、管理栄養士による栄養指導・相談も随時行っております。
また患者様、ご家族様、ケアマネージャーを交えた医師、看護師との面談等を積極的に行うなど、トータルサポートを実施しております。

04

車イスも可能な
無料送迎サービス

自力で通院が困難な患者様に対して、車イスでの乗車が可能な送迎車を使用し、無料での送迎サービス及び院内介助を行っております。

05

管理栄養士による栄養バランスのとれた食事の提供

透析日には管理栄養士が栄養バランスを考えて調理したお弁当を1食無料で提供しております。

06

バスキュラーアクセスの
メンテナンス

手術室があるため透析に用いるシャントの造設・長期留置カテーテルの留置・上腕動脈の表在化など、様々なメンテナンスを院内で行っております。

予約について

ご見学、ご面談を承っております。
ご希望の方はお問い合わせください。

TEL044-986-1001

設備紹介

  • 透析室

  • 透析室(チェアー)

  • 透析室ラウンジ

血液透析に関するQ&A

Q毎回体重の増加が多く、『塩分の摂りすぎではないですか?』といわれました。どうして塩分を多く摂ると体重が増加するのでしょうか?
A塩分を多く摂ると、腸から塩分は吸収され血液中に入ります。そうすると血液中の塩分濃度が上がり、口渇中枢が働いて水分を多くとり、血液中の塩分濃度を正常に戻そうとします。腎臓が正常に働いていると、取り込んだ塩分は水とともに尿中に排泄されますが、透析患者さんの場合尿を排泄できないため、体内にとどまってしまい体重が増加してしまうのです。またこのことは血管の中に水と塩がより多くとどまるため、血圧も上昇します。
減塩のポイントとして、酸味(酢など)香辛料(こしょう、わさび、からし、カレー粉、唐辛子)香味野菜(生姜、青じそ、青ねぎ、みょうが)を利用すると良いでしょう。
Q毎回の検査でカリウム(K)が高いと注意されています。高カリウム血症の症状と、上手なコントロールについて教えてください
A

カリウムは身体にとってなくてはならない成分ですが、正常範囲が狭く(3.5~5.5mEq/ℓ)、6.0を超えますと要注意とされています。高カリウム血症では心臓の拍動の乱れから、ついには停止する危険があります。前兆として口唇のしびれ、手足のしびれ、手足の麻痺、胸が苦しいなどが現れます。このような症状が出た場合は、昼夜を問わず直ちに透析施設に連絡し、緊急処置を受ける必要があります。

次にカリウムのコントロールですが、食事療法がとても大切です。カリウム含有量の多い食品(果物・生野菜・ドライフルーツ)の摂取を控え、野菜は細かく切って水にさらす、茹でこぼすなどして調理しましょう。海藻類・種実類もカリウムが多いので気をつけましょう。
また必要であれば、食べたカリウムを腸管内で吸着して便中に排泄させる薬(カリメート・アーガメイトゼリー・ロケルマなど)を服用する場合もありますが、副作用の便秘のため服用できない方もいます。

Q麻生区多摩美に住んでおります。こちらへも送迎していただけますか?
A当院から10㎞が送迎範囲の目安となっています。多摩美までは当院から約7㎞ですので送迎は可能です。ただし曜日・時間帯等によっては送迎が難しくなる場合がありますので直接お問い合わせください。
Q私は現在都内在住で、透析治療中です。近く麻生区に引越し予定ですが、透析室の見学は可能ですか?
A透析室の見学は可能です。来院日が決まりましたらお電話ください。見学できる時間をお知らせいたします。
Q透析10年になりますが最近リンの数値が8.4~8.6の状態が続いています。食事ではリン摂取量は一日700~800㎎になるように気をつけているのですが・・・原因は何でしょうか?
A血液中の無機リンが高いとのことですが、一度上昇してしまった血液中のリンを、食事療法のみで下げるのは難しいのが現状です。(1回の透析により除去できる量は700~800㎎で、毎回の食事で摂取しているリンを除去するのみで、溜まってしまったリンを減らすまではいかない為です。)しかしあまりリンのことだけにとらわれ、タンパク質の摂取制限をしてしまうと、栄養不良になってしまいます。そこで食事中のリンを吸着する、炭酸カルシウムや塩酸セベラマー等(薬品名:フォスブロック・レナジェル)を上手に服用することが大切です。(このとき食事内容にあわせ、薬の量を調節することが必要です。)又気づかずに採っていることもありますので、おやつや調味料を含めた全ての食事を書き出し、栄養士さんに見て頂くこともお勧めします。
又、食事からの無機リンの摂取量を少なくしても血液中の無機リンが低下しない原因としては、副甲状腺ホルモンが非常に高くなり、骨からカルシウムとともに無機リンが出てくる場合や、活性型ビタミンD製剤(副甲状腺ホルモンを抑えたり、骨の代謝を正常に維持するために使用されます)の使用により腸管からカルシウムと同様に、無機リンの吸収も促進する場合などが考えられます。